Monthly Archives: 2月 2010

事務所の庭が畑になりました。

日曜日は、NPO「そら」で事務所中庭の畑化のために、お父さんたちのパワーを結集し「開墾」をしました。
庭木がどっさり植わっていたもと診療所の中庭は、土は結構いい感じなんですが、庭木の根っこがすごい状態でした。
そのまま庭にしておいても維持が大変だし、どうせなら畑にしてしまえばそこで「作業」ができます。

そんな軽い感じではじめたのですけど、みなさん乗り気で取り組んでいただけて、補助金もいただきつつ畑化することにしたわけです。


それに農作業というのは、作って(生産する)食べる(消費する)が実体験できるすばらしい作業です。
結果が出るまで長い期間がかかるのが難点ですが、知的な障がいが割と軽い人たちが目標を持って取り組むということを学ぶには、とてもいい作業だと思っています。

しかも、事務所の中庭が畑だなんてすばらしいと思います。
だって、目の前で育っていく作物を観察できるんです。
すぐに世話ができるんです。
こんなすばらしいことないですよね。

でも、実際はそんなあまいものではありませんでした。
木の根っこは予想以上にしっかりはっており、撤去するのはかなり骨の折れるものでした。

しかし、10人以上の大人が作業したおかげで、根っこを撤去し、耕し、「腐葉土」「鶏糞」「石灰」まで入れることができました。
まだちょっと腐葉土が足りない感じですけど、これで4月より畑がスタートできるめどが立ちました。
人の力とはすごいものですね。

慣れない畑仕事のため、手にはまめがたくさんできました。
でも、ここちよい疲れです。
さて、何を植えようか…
たのしみ!!!

SST 講座第4期が終了しました。

生活支援塾「そらまめ」の「SST講座」第4期の3回目が終了しました。

今日は前回の「面接試験」の続き。
どう「自己アピールするか」を中心にやりました。

自己アピールって、言うのは簡単だけど結構難しい課題だと思います。

特に日本人は自己アピールが下手くそだから、自分で自分を褒めるなんてとんでもない!という感じがあります。
ただでさえ障がいを持った子どもたちは自己肯定感の低い人たちなので、何が自分の強みなのかがわからず、みんな手こずっていました。

だからこそ、「あなたの良さはこれなんだよ。」ということを教えてあげないと、この人たちは自信を持って「ぼくはこれができます!」という事すらためらってしまうのです。

それって悲しいことですよね。
もっと自分に自信を持って前向きに生活したっていいはずです。
そんな気持ちを込めて、これからも応援していこうと思います。

今回の第4期の報告会は、3月13日(土)10:00~11:30を予定しています。
場所はまだ未定です。
詳細は決まり次第、アップさせていただきます。

「そらまめ」SST講座第4期の2回目が終わりました。

本日は生活支援塾「そらまめ」の「SST講座第4期」の2回目。

今回の目玉は「受験シーズン」に引っかけて、「面接試験」の練習にしました。

こんな内容、どう考えてもおもしろくないよな…
とも考えたのですけど、一応押さえておきたい部分でもあったので、無理矢理時期にひっかけて取り組んだわけですけど…

これが意外や意外…

どの班でも盛り上がったのです。
なんでこんなに盛り上がったのかはわかりませんが、たぶん状況がイメージしやすかったのだと思います。

入室の仕方から面接官の前に座り、終わって退室するまでの一連の動きを確認するだけで、今日のセッションは終わりました。
とても質問の受け応えまではできませんでした。

これはまた次回取り組みたいと思います。

それにしても、ほんとどこで子どもが盛り上がるかって、予測が難しいけど、それだけにおもしろいです。