今日は、地域のNPO法人「そら」でやっている、生活支援塾「そらまめ」の「ソーシャルスキルアップ講座」の、今年度第1期の2回目でした。
お題は「自己管理」でした。
前回、スケジュール帳を配って、5~6月のスケジュールを記入してくることを「宿題」にしましたけど、ほとんどの参加者がしっかりかけていました。
やはり、教えてやらせないといけないんですね。
しかも学校だと「連絡帳」で、親とのやりとりも兼ねるので、パーソナルなスケジュール帳やメモ帳を使えるように練習する機会って、ないように思うのです。
でも、教えたらわかるんです。
しかも、使っていくと、自分に使いやすいようにアレンジできるんです。
必要だと自覚すれば、しっかりと定着するんです。
それまで、丁寧に教えてあげないといけないし、使う場面の設定をしなくてはいけません。
それはわざとらしく設定した場面でなく、日常的にやっていることで設定するのが望ましいです。
もしそんな場面がないのなら、きっと「過剰介入」です。
本人の自主自立の場面を一切奪っているということなんです。
…でも、じつはこんなことって多いんじゃないかと思うのです。
障がいを持ったお子さんの保護者さんだと…。
だから今回の取り組みは、保護者さんにも本人が自立してスケジュール管理するとはどういうことか、それを考えてもらいたいという願いもこもってます。
できないと決めつけて、いつまでも介入していては、本人はいつまでたっても自立できません。
本人が自分の意思で動く場面をどう設定するか。
これは指導者、保護者がしっかり抑えるべきポイントであると思います。