今日はNPO法人「そら」のSST講座をやりました。
昨日から猛烈な暑さなんですけど、メンバーは皆夏バテはしていないようで何よりでした。
さて、今回のテーマは「簡単料理」で、今日はその最終回の3回目。
テーマは「やきそば」です。
実は焼きそばは簡単なメニューのようで、案外難しいのです。
何が難しいと言えば、まず具を炒める順番、炒め具合、味付けが実に曖昧なんです。
味付け一つにしても、使う塩やソースの銘柄で随分味が違いますし、第一塩なんて、どれほどかけたかなんてわからなくなります。
火加減も難しいですね。
今回はホットプレートを使ったので、その辺はちょっと楽だったかと思いますけど…
具のキャベツも自分で刻んでもらい、一通り自分で調理して、その様子は他のメンバーは見学です。
できあがった焼きそばは皆でわけて味見しました。
当初の予想では、もっと油どぼどぼ、ソースどぼどぼ状態かと思っていましたが、意外なことに皆さん控えめでした。
他の人に観られているということもあったかと思いますが、そうやって量を意識できることは大事なことかと思います。
そして、そんな控えめな味でも「おいしい!」と食べることが出来たのです。
コレが大事だと思います。
自分だけだと、勝手な思い込みで「こうでないと美味しくないんだ!」となってしまうと、なかなかそこからは抜け出せませんが、皆で作っていると意外にあっさりそんな呪縛から抜け出せてしまったりするんです。
そして、いままで自宅では一切料理をすることがなかったメンバーの何人かが、自分で料理をするようになりました。これも大きな成果でした。
やはり食べ物の魅力はすごいですね。