Monthly Archives: 7月 2012

今日はSST講座(H24年度第2期)の2回目でした。

今日は生活支援塾「そらまめ」のSST講座でした。

今日の内容は、先週行った「とよいち」での感想を語り合った後、
前回宿題に出した「自分で決めたスケジュール」の結果報告。
そして、「わかりやすい話し方」で曖昧な表現の感じ方の違いについて学びました。

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「とよいち」でのことは、先に何をやったかを確認してから話をしてもらいました。
皆さん、割と上手に話せていました。
感じ方は違うんだけど、それぞれに楽しめていたようで、ほっとしました。

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あと、秋のお出かけ企画のアンケートもしてみました。
「カラオケ+ボーリング」と、「JRで行く高山散策」の人気が高かったです。
中には混浴露天風呂に入りたいという理由の下呂温泉ってのもありましたが、「おひとりでどうぞ!」と流しておきました。

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家でのお手伝いは、若い世代はよく出来ていたようですが、、自分で決められないタイプのおじさん世代がなかなか出来ないです。
もう少し時間をかけて、家での役割を作っていく必要を感じました。

そうそう、その後やった「昨日はたくさん勉強した。」の「たくさんってどれくらい?」とか、「しょっちゅう行っている。」の「しょっちゅうってどれくらい?」をみんなで交流しましたが、見事なくらいばらばら…

まぁ、ばらばらなんだよというのを知ることが目的なので、それでいいわけですけどね。
皆さん、他人がどうイメージしているかなんて、お構いなしの人がほとんどなので…
今日も、予想以上に楽しくセッション出来ました。

お出かけ企画「とよいちへ行こう」が無事終わりました。

今日はNPO「そら」のお出かけ企画で、美浜の「とよいち」へお出かけしてきました。
この企画は、「とよいち」が始まった頃から僕がやっている企画で、もう7,8年やっていることになるでしょうか?
主催する団体は移っていますので、現在の「そら」としての開催は3年目です。

まずは現地への移動からこの企画は始まります。
駅集合組は最寄りの駅から乗車し、逐次合流しつつ目的地を目指します。
親子で参加される方もいますが、単独で参加される方をサポートするため、何人か支援のための要員がご一緒しました。(僕もその一人)
車で現地集合のご家族も、何組かいらっしゃいました。

目的地にたどり付いてからの活動は、まずは腹ごしらえ。
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とうもろこし、なす、たまねぎ、ピーマンと焼いていき、最後はソーセージとお肉です。
このほか、焼きそばとカレーライスも振る舞われました。
みんなたくさん食べていました。
僕は焼き係に徹しましたが、今年は優秀な弟子を2人付けていただき、非常に楽をさせていただきました。

お腹がふくれたら、海です。
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今年は波も穏やかで、楽しく遊べました。
僕は「ワタリガニ」に足をはさまれ、痛い思いをしました。

海から帰ってからの楽しみは…
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流しそうめんです。
これも食べる人、流すのに徹する人、それぞれに楽しんでいました。

最後は「スイカ割り」!!!
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これはなんだか例年以上に盛り上がりました。
楽しく過ごした後は、帰りも電車組は約2時間かけて帰りました。
みんな無事に帰り着けて、無事お出かけ企画を終了することができました。

続けることはそれだけで力になる。
それを実感できた1日でした。

 

今日は生活支援塾「そらまめ」のSST講座でした。

今日は、NPO法人「そら」の生活支援塾「そらまめ」の、当事者向けSST講座でした。今年度、第2期目となりました。

今回のテーマは「わかりやすく話す&正しい受け答え」です。
前回でやった「スケジュール帳」のフォローアップもやります。

それで、やってみた感じは?
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まず、スケジュール帳をチェックして、ここ8月くらいまでの予定を確認しました。
そして次回までに、何か家のことを日にちを決めてやりましょう!という課題を出して、
「部屋を整理整頓する」
「皿洗いをする」
「洗濯をする」

など、普段やっていないことを、いつやるかを決めてスケジュール帳に書き込んでもらいました。これが次回までの宿題です。
次回にどうだったかを報告してもらいます。

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次は「わかりやすく話す」です。
発達障がいに限ったことでないのですけど、比喩表現は難しいものです。
自分が見たものを、どうやって他人に伝えるか…
これは感じ方が独特な発達障がいの方には、かなり難しい課題です。

それはそれでいいのです。
今回のねらいは、自分の言葉で伝える難しさを認識していただくことが目的です。
人それぞれ感じ方はちがっている。
だから、ちょっと話しただけでは正確には伝わらないんだよ。
その認識すらない方が多いのですからね。

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そして今回、目立ったのが、成人の方で予定を決められない方です。
その方は自分で決めて実行するということを、生まれてこの方30年以上やったことがないわけです。
だから、「やることを決めましょう!」と言われても、「やったことないし、わかりません。」となるわけです。
決してその能力がないわけではないです。
経験がないんです。
これって、今までの生活の仕方(家族や学校、その他支援者の対応)に何か問題がなかったかと思わないでなりません。
そんな新たな課題の見つかった今日のセッションでした。

今年度、スケジュール帳は1年を通じて取り組んでみようと決めました。
「自己管理」は自立のために避けては通れない課題ですね。